9月の中之島歌会に参加しました

9月18日、歌人の江戸 雪さんが主催されている「中之島歌会」に参加した。

 

大阪市中央公会堂

 

会場は大正時代の建物であり重要文化財の大阪市中央公会堂、地下の会議室。扇型のコロッセウム状に開けた階段式のホールのような場所(サンクンガーデンというそう)があり、コンサート会場に上の席から降りていく感じに階段を降り切る正面にレストラン、左右には会議室への入口があった。

当日はいつもの部屋ではなかったそうで、間違えていつものところを覗いてしまったという方が。他の方も口にしていて、いつもの部屋は「まほろばクラブ」(表記は聞いたものをそのまま書いたのであっているかわかりません)が使用していたそう。なんだか歌にできそうな名前だと思った。

 

おやつ!

 

歌会は主催の江戸 雪さんのお人柄であろう、自由に発言ができる空気感があり、作品も温かい歌から、つい笑ってしまうような面白いもの、技巧がこらされるものまでさまざま、参加者もさまざま、個性的で評が偏ることもなく、とても居心地が良かった。

はじめの「フリーペーパーを読む」では先日、文学フリマ大阪でお会いしたばかりの知己 凛さんの作品が紹介された。『はなたば』より「幸せのいろ」という連作で、黄色から具体的な花が次々と出てきて、最後はそれらの花から亡き母の好きだったのは黄色とわかるという八首の一連だった。一見、分かりやすすぎて純朴な印象だが、亡き母にたどり着くまでに黄色い花を次々と仕掛けのように出してくるあたりに曲者感があり、好き嫌いはさまざまで、感想がとても勉強になった。

終わってから知己 凛さんに、歌が引かれたことと、歌会でどういう感想があったかのだいたいをお伝えしたら、とても喜ばれた。話していたら最後はてっきり技巧のことになると思いきや、「(みんなに読んでもらえて)お母さん喜んでるかなあ」だったので、そういう歌の芯にある温かいところが知己 凛さんの歌の魅力なのだろうと強く感じた。

歌会は選がなく、無記名の歌への評という形式が、マイホームの幻桃岐阜水曜歌会と同じで溶け込みやすかった。

評は席順に一首ずつ当たっていき、わたしは自分の歌の評が当たる順番で、しかもラブドールの歌だったということもあり、しれっと評をする心の準備を三人前くらいからなんとか整えていたところ、ひとつ飛んで次の雨虎さんにあたって、それもおかしかった。

 

箱寿司をいただいた(#♡.♡#)

 

帰りは新幹線で、歌会のおやつの残りの歌舞伎揚と酢こんぶをおつまみに、お土産の箱寿司で缶ビールを開けました。わたしの住む岐阜と違って、平日の夜9時すぎても賑わう新大阪駅。また来ようかな。

 

2 thoughts on “9月の中之島歌会に参加しました

  • 2018-09-26 at 1:09 PM
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    自分の連作が紹介してもらえたことに加えて、歌会の様子が手に取るようにわかって、すごく嬉しいです。 自分の歌に限らず、好き嫌いはあると思うので、勉強になりますよね。 私もいつか参加させていただきたいな。 記事にしてくださってありがとうございます! Reply
    • 2018-09-26 at 1:17 PM
      Permalink
      知己 凛さんとは歌会でお会いしたことはないので、いつかぜひご一緒したいです。 歌会の様子がよくわかってよかったです。ありがとうございます! Reply

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